バリューコマースについての詳細
Ｙａｈｏｏ！系サービスが唯一扱えることが魅力のバリューコマースについて解説します。
バリューコマースの使い勝手は、誰もが感じると思いますが、とにかく異種独特。それゆえ、ココを使いこなせる人は少数派です（私も正直ちょっと・・・）。従って、バリューコマースの一般的な話よりも、どういう人がバリューコマースに向いているかという観点で研究してみました。
提携有名企業が多いし、唯一Ｙａｈｏｏ！系サービスやリクルート系が使えるということで、とりあえず登録！・・・という人は多いのですが、”広告スペース”という分かりにくい機能に閉口し挫折する・・・と、いう方が多発しています。
しかし、調べてみると結構バリューコマースで稼いでいる人って多いんですよね。こうなると、その魅力を探りたくなるのが探究心というもの。私なりにまとめてみました。
バリューコマースのキーとなる機能は”広告スペース”と呼ばれるもの。バリューコマースをまだ使ったことがない方に、簡単に説明を・・・。
通常、ＡＳＰを使って広告を作成する際、自分が宣伝したい商品やＥＣ（広告を出す会社）を選択し、その後テキストリンクにするか、バナー広告にするか、バナー広告ならばサイズをどうするかを選択しますね。普通に考えるとこれが自然な流れだと思うので万人に受け入れられやすいと思います。
ところが、バリューコマースの広告スペースという考え方はここが大きく異なるんです。まず、テキストリンクをつくるかバナー広告をつくるか、バナー広告ならサイズをいくつにするかを選択し、”広告スペース”というものをつくるのです。次にその”広告スペース”に何の広告を掲載するかを選択するという順序なのです。全くややこしい・・・。
では、この広告スペース方式にすると、どんないいことがあるのか？
私が考える限り広告スペース方式には、３つのメリットがあります。
１．ローテンション広告が自由自在に作れる
広告スペースには複数の広告を登録することが出来ます。そしてその選択した広告をローテーションでまわすことが出来ます。同じ会社の複数の広告をローテーションさせるも良し。全く違う広告をローテーションさせるも良しです。JavaScriptによるプログラミングなど当然する必要がありません。ローテーション広告好きの方はバリューコマースで決まりです。
２．複数個所の広告変更を一括して行なえる
同じ広告を自分のサイトの複数個所に設置することって、よくありませんか？バリューコマースの広告の設置は、ある広告を貼り付けるのではなく、広告スペースを貼り付けています。従って、この広告を変更するには自分のサイトを編集するのではなく、バリューコマースの管理画面で広告スペースの広告を変更するという作業になります。このメリットは、サイトで宣伝していたキャンペーン企画が終了したとき、一体どこにその広告を張ったっけ？と悩む必要がありません。例え複数個所に設置していたとしても、広告スペースで広告を変更しておけば、自分のサイト側は全く編集する必要がないんです。これはいいですね！
３．フラッシュ広告が使える
広告スペースはインラインフレームを使っているので、フラッシュ広告を組み込むことが出来ます。インラインフレームとは・・・と説明すると、ちょっと話が長くなるのでココでは割愛しておきます。
フラッシュ広告を扱っているＡＳＰは、私の知る限りバリューコマースだけです。フラッシュ広告はgifアニメと違って非常にスタイリッシュな広告を作ることが出来ます。例えば、下のバリューコマースの広告はフラッシュ広告です。もちろん、全部が全部フラッシュ広告ではありませんが、広告のデザインにこだわる人はやはりフラッシュ広告を使いたいところでしょう。
更にフラッシュ広告のメリットはもうひとつあります。フラッシュ広告はリンク先が表示されないんです。試みにこの下のバリューコマースの広告を見てください。リンク先表示されないでしょう？マウスをあてても表示されませんし、右クリックをしてもプロパティが出てこないので、もリンク先が表示されません。（通常は右クリック→プロパティでリンク先が見えます）見る人が見れば、どのＡＳＰを使っているか丸見えの広告とは違いますね！（Sleipnirを使うと見えてしまうという情報あり）
